<   2010年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

2010年 03月 31日
京都の丘へ
f0111673_1253170.jpg

大学時代に一ヶ月以上の建築見学旅行を共にした、森本君が京都に来たので朝から神楽岡に出かけました。
天気も良くて、この日は気温も高くとても快適で朝日に照らされる神楽岡〜吉田山への風景はとても綺麗でした。こういう日は何だか気分も晴れやかになります。

京都というと、平面的な低い町並みがイメージされますが、神楽岡周辺は立体的で非常に眺めが良く、尾道のような風景が楽しめます。多くが平面的に配置されている京都においては、時々訪れると新鮮な気持ちにさせられます。

しかし、爽やかな風景とは裏腹にカフェでは建築の話で熱くなり、製図室に居るような気分で変わらぬ時間を過ごしてしまいました。

f0111673_125519.jpg


by acehatano | 2010-03-31 01:27 | 散歩・旅
2010年 03月 26日
駒井家住宅 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
f0111673_0315665.jpg

左京区北白川沿いにある洋館、駒井家住宅を見学しました。

昭和2年に、京都帝国大学教授の駒井卓博士の住居として建てられました。設計はアメリカ出身の建築家ウイリアム・メレル・ヴォーリズです。
本職はキリスト教の伝道士なのですが、メンソレータムを日本に普及させたことで有名です。同志社、神戸女学院、関西学院、旧豊郷小学校などの学校建築、神田にある山の上ホテルなども設計しています。又、私の母校の工芸繊維大学のゲストハウスもヴォーリズの設計だったりして、意外と身近なところで作品にふれることが出来ます。

私の専攻がモダン建築だったことから、洋風・洋館のヴォーリズ建築は改めて見学する機会は少なかったのですが、久々に見てみると今でも新鮮な、見るべき空間が存在していました。最も印象的だったのが、大きなベイウインドウに設けられたソファでした。背後には広い庭が広がっており、明るくて気持ちの良いスペースになっています。また、窓配置がシンメトリーになっているので空間に緊張感があるのも良いところです。

モダン、クラッシック、和風、洋風など色々なジャンルが有りますが、良いものには分類を問わず、必ず見るべきところがあり学ぶべき所がある。ということを再確認した一日でした。




駒井家住宅Website:
http://www.national-trust.or.jp/properties/komaike/k.html

by acehatano | 2010-03-26 01:09 | 建築
2010年 03月 11日
降りそそぐ光
f0111673_21533872.jpg

O HOUSEのトップライトが付きました。
仮の足場が設置されていて分かりにくいですが、細長い二層吹き抜けの上にトップライトが設けられており、下の階まで光が届くように考えてあります。

イメージの原型は京町家の通り庭の上にある火袋という吹き抜け状の空間なのですが、通風を良くして光を奥まで取り入れるという機能性と、屋根に沿った形状の高い天井による空間的なダイナミックさ、という特徴を引き継いでいます。

但し、プラン(平面計画)と仕上げは町家とは異なりますので、出来上がる空間も町家とは異なると思います。それでも、細長い敷地において快適な住宅とするために、先人の知恵を借り、又その有効性を再確認しながら設計出来たことは大切なことに思えます。

by acehatano | 2010-03-11 22:19 | 建築