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2008年 04月 21日
堅田・浮御堂
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今日は久々に良い天気になりました。外でも昼寝出来そうな良い気候の一日でした。
写真は滋賀県大津市堅田の浮御堂です。近江八景の一つにもなっていて、平安時代に湖上通船の安全と衆生済度を願って建てられたのが起源だそうです。小さな御堂ですが、湖上に建てられていることによって、神秘的で特別な存在に感じられます。
又、周辺の町並みもこのあたりでは特に静かで、昔ながらの街区割りが残されており、歩いていて落ち着きますので、徒歩での散策も楽しめます。

by acehatano | 2008-04-21 00:11 | 散歩・旅
2008年 04月 13日
花脊別所へショートツーリング
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暖かくなってきたので、天気はもうひとつですが、バイクでショートツーリングに出かけてみました。京都市の北側、鞍馬をさらに北上して花脊峠を越えてすぐのところに別所という地域があります。田園風景が広がる非常にのどかな集落です。

標高は約600mあり、京都市街とは全く違って寒い!!適当に重ね着はして来たのですが、グローブが春用のものなので走っていると手が凍りそうでした。確かに、真夏でも涼しい貴船よりずっと北にあるので当たり前かもしれません。桜もちらほら咲きなので、まだまだこれから楽しめそうです。

公民館前にバイクを止めて歩いて散策しましたが、街道沿いに三輪神社という参道が非常に細長い小さな神社があり、社殿の横には巨大な杉の御神木がありました。直径2m以上ありそうで実際に見ると凄い迫力です。

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by acehatano | 2008-04-13 19:24 | 散歩・旅
2008年 04月 05日
TEST
A.C.E.波多野一級建築士事務所

by acehatano | 2008-04-05 09:34
2008年 04月 04日
石州瓦の集落紀行-2(温泉津)
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温泉津の港

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地形に沿って曲がる街路

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なまこ壁の路地

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薬師湯


二日目は温泉津(ゆのつ)に行きました。
港町でもあり、温泉町でもあるという二つの顔を持った町で、港町の特徴である海岸の地形に沿った曲線的な路があり、温泉町特有の硫黄臭がします。街路には江戸〜昭和初期の建物が多く残っています。さほど観光化されておらず、平日だったこともあり人通りも少なく静かな町で、近くでウグイスが鳴いているのが聞こえました。のんびり温泉を楽しみたい人には良いかもしれません。ひなびた温泉街という言葉がよく似合う、希有な環境です。

しかし実は温泉津は、石見銀山の採掘地から少し離れていますが、銀山で採れた銀鉱石を輸出する港として昔に栄えた町でもあるので、2007年に認定されたユネスコ世界遺産の石見銀山エリアに入っています。又、2004年に伝統的建造物群保存地区にも認定されています。これは温泉町としては日本で唯一らしいです。さらに、2005年に日本温泉協会の審査項目全て最高位の温泉として認定された薬師湯があります。直下2〜3mより湧き出ており、良質でかなり熱い湯です。

なので、近年色々な高評価を受けているので、その影響で数年後にはもっと観光客が増えて、今の静かな町が変わってしまうかもしれません。変わるにしても、今持っている素朴な町並みの良さを無くさないように、上手くやって欲しいなあ。と願ってしまいます。

by acehatano | 2008-04-04 01:40 | 建築
2008年 04月 01日
石州瓦の集落紀行ー1(石見銀山・大森地区)
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大きな色むらのある石州瓦

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大森地区のメインストリート

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川沿いに建つ民家

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大森小学校


長い間行きたいと思っていた島根県に行ってきました。
目的の一つは島根の現代建築を見ること、そしてもう一つは赤い石州瓦の集落を見ることでした。多くの日本の地域では瓦は伝統的にいぶし銀や黒色ですが、島根県やその周辺では赤瓦(石州瓦)が主流の集落があります。しかも、伝統的な古い民家が建ち並んだ集落でも赤瓦なのです。数年前に初めて聞いたときにわかには信じがたく、本州の伝統建築の屋根瓦はいぶし銀であると思っていた私にとっては、少なからず衝撃的でした。

最初に行ったのは、ユネスコ世界遺産で有名な石見銀山のある太田市大森地区の集落です。銀鉱石の採れる山のすぐそばの谷川に沿って発達した鉱山町で、非常に細長くて密集しています。メインの町並みの全長は約800m。銀採掘坑道の龍源寺間歩(まぶ)までの道も入れると約3㎞で、集落の端から端まで歩くと1時間ぐらいかかります。戦国時代から江戸時代にかけて最も栄えた町で、一時は世界の年間銀産出量の1/3を産出しており、大変多くの人が居住していたそうです。地理的な特性からか、武家、商人の屋敷、寺社などが混在して町並みを形成しているのが特徴です。

見た印象は、最初は瓦が赤いのが目につきますが、しばらくすると見慣れてきて、いぶし銀瓦の伝統的な日本の集落と大きく違ったものではないと思えてきます。異国に来た、というような違和感は全くありませんし、下手な古い町並みよりもはるかにレベルの高い日本的な風景です。この一帯が伝統的建造物群保存地区に指定されていることもあり、建物に使われている素材がしっくいや土壁、木等で統一されていることや、千本格子などの典型的な和風の意匠が多いことも大きな要因ですが、赤瓦の色合いや素材感が落ち着いていて、適度なばらつきがあり、風景に馴染んでいることも一つの要因であると思いました。

ちなみに、国道沿いで見かける新興住宅地も赤瓦が多く採用されているのですが、こちらのものは均一な明るい赤色で、妙に浮いた感じがします。石州瓦のグレードも色々あるようで、良いものと安いものでは見た目の印象に大きな違いがあります。さらに、赤い瓦はアルミサッシや新建材との見た目の相性が非常に悪く、素材のコーディネートという点ではいぶし銀の瓦よりもはるかに難しいと思いました。このことは、いぶし銀の瓦に合わせて標準化された日本の建材にとってより厳しい条件で、そもそも合わなくて当然なのかもしれません。(いぶし銀の瓦であっても合わない場合が多いですが)
集落の中には黒い下見板張りで木造の大森小学校があり、この小学校は現役で使われており全校生徒は15名らしいです。そして何故かこの学校だけが黒い瓦です。しかし、写真で見比べても赤瓦の集落の風景との相性はさほど悪くありませんし、実際に良く馴染んでいました。

その要因はやはり、素材感と色合いによるものです。このことは、どのような色であっても、その微妙な色合いや素材感によって景観の質を上げることができること。又、逆に単に赤、青、黄など色の種類を限定しただけでは景観の質が上がらないということの証明の一つでもあると思いました。当たり前のことなのですが、この石州瓦の集落の風景を見ることによって、自分が住んでいる町の風景が相対化され、それをより明確に感じることが出来ます。

by acehatano | 2008-04-01 03:05 | 建築