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2008年 01月 25日
五個荘の舟板塀
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近頃、とても寒いです。京都は二日連続で雪が降っています。
そんな寒い中、滋賀県東近江市五個荘に行ってきました。近江商人発祥の地で、100数十年前に建てられた商人の屋敷が建ち並んでいる町です。

写真は、通りに面した塀で、解体した舟から取った側板を貼り付けた「舟板塀」です。舟板は水に強いので、板塀の材料としては最適だったそうです。大胆な取付方と理にかなった再利用方法で、とても趣がありました。

五個荘参考サイト
http://www.biwa.ne.jp/~tenbinst/index.html

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by acehatano | 2008-01-25 12:24 | 散歩・旅
2008年 01月 18日
壁面収納・間接照明付き
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現在工事中の「近衛」の現場です。間接照明付き壁面収納が出来上がりつつあります。何気ない収納家具ですが、実はとても苦労して作っています。

というのは、通常収納家具類は家具屋さんが工場で作ったものを現場に持ち込むのですが、今回は諸事情により現場で大工さんに作ってもらっています。部材も壁面いっぱいの大きさで重量のある集成材なので、取り扱いが大変です。
工場なら設備も整っていて、助っ人も沢山いるので楽なのですが、現場は大工さん一人で、設備も手持ちの工具しか無いので、状況は大きく違います。

設計も、現場工事に合わせた仕様にしたので、無駄なスペースとクリアランスが少なくなっています。大工さんも色々悩んで、製作に苦労していましたが、出来上がってくると、とても素晴らしい仕上がり具合です。これから扉をつり込んで荏油を塗装し、照明器具を設置したら完成ですが、とても楽しみなところです。

by acehatano | 2008-01-18 22:13 | 建築現場
2008年 01月 11日
能舞台の感想
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新年早々に、大津市伝統芸能会館で狂言の発表会があり、本格的な能舞台に初めて立ちました。「柑子」の太郎冠者を演じたのですが、習い始めて2曲目なのでまだまだ・・という感じでした。なので今回は能舞台の感想について書こうと思います。

舞台のサイズは約3間四方を4本の柱で囲われたスペースで、柱の上には頭貫(かしらぬき)が鉢巻き状に掛けられており、斗(ます)と肘木(ひじき)を介して梁と桁が載り、その上に大屋根が載せられます。その舞台に左奥方向から約7尺5寸巾の橋掛かりが付きます。床はヒノキの無節柾目材で一枚の巾は約1尺、長さは2間以上あります。普通の建物ではまずありえない高級材料です。

観客から見て最も重要なのは、柱と頭貫で囲われた舞台の額縁となる部分です。そのプロポーションはやや鈍重な長方形なのですが、上に載った大屋根が斗と肘木によって切り離され、空中に浮いているように見せるデザイン、大きなスケール感とあいまって、非日常的な雰囲気を醸し出しています。
一方、舞台に立つ側から見ると、大屋根は影になるのであまり見えず、視界の両端に柱と貫が良く見え、そのスパンがあまりに長く柱が細いので非常に大きなスケールの空間に立っていることを感じます。特に高い位置に掛けられた貫の存在により、浮遊感を感じます。

能舞台のデザインで重要なのは、大きめのスケールと浮遊感のあるデザインによる、非日常性の演出ではないか?と今回は感じました。

by acehatano | 2008-01-11 21:35 | 狂言
2008年 01月 08日
2008始動
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あけましておめでとうございます。

今年も仕事開始です。と、いっても年末年始通して、進行中のプランをスケッチしたり模型を作ったり、半分は仕事をしていました。しかし、上賀茂神社への初詣やおせち料理、実家で家族親類との会食など、正月気分もしっかり楽しみました。

今年も良き年でありますように。本年もよろしくお願い申し上げます。

by acehatano | 2008-01-08 12:09