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2007年 10月 31日
狂言  三笑会
京都府立芸術文化会館に、狂言「三笑会」を見に行きました。
大蔵流狂言師の松本薫さん、丸石やすしさん、網谷正美先生を中心とした定期公演会です。3演目+舞×3という充実の内容で、前売り1200円はかなりお得な内容です。又、気軽に見に行けて、とにかく面白いです。
(三笑会は能舞台ではなく、和室の大広間、又は劇場を使って演じられます。)

私も伝統芸能を知らなかった時は、狂言がどんなものか分からず、難しい堅い芸能だと思っていましたが、実は何も考えずに見て笑えるというのは吉本新喜劇を見るのにも匹敵する気軽さがあると思います。しかも、約650年の歴史によって洗練された所作は美しく、芸術的です。見たことが無いかたは是非お勧めです。(次回公演は2月だそうです。)

幕間に、井口竜也さんから狂言の特徴に関する解説があったのですが
・約650年前に始まった。
・基本は喜劇である。
・屋外の広い場所で行われる劇だったので、表現は大げさにする。
・大道具は無い(舞台背景等は作らない)。台詞で背景をイメージさせる。つまり台詞劇。
・場面転換は、舞台内を歩くことと台詞によって行われる。

私的には、「大道具が無い」というところがとても気になります。能舞台は3間四方(約5.46m×5.46m)の空間なのですが、その中で目には見えない、ありとあらゆる場面が台詞と所作によって表現されます。物質的には何も表現していない「無」の空間なのですが、それが逆に想像力をかき立てて、劇をより面白くしていると思います。そして、劇が終わった後はまるでサーカス小屋が無くなった空き地のように、無の空間へと戻ります。
ここに私は、日本の粋というか風流を感じるのです。

by acehatano | 2007-10-31 01:39 | 狂言
2007年 10月 26日
京都の木で家をつくる
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緑の設計事務所

A.C.E.波多野一級建築士事務所はこのたび、京都府より、環境にやさしい地域材を使用する「緑の設計事務所」として登録されました。又、京都産はもとより近県の山の木を使った設計にも取り組んで行きます。

今、国内の林業は衰退し、手入れがされないまま放置されている山が多くなってきています。いわゆる山が荒れている、という状態です。国内の木を活用し、山を活性化することによって森が水を蓄え、二酸化炭素を固定することによって地球温暖化にも貢献できます。又、材の輸送距離も短くなり、輸送にかかるエネルギーも削減されます。府内産木材、又は近くの山の木材を用いて家を建てる事はその点において十分メリットがあると思います。


京都府内産木材認証制度(緑の交付金)概要

京都府が認定した「京都府内産木材」で家で家を設計し建てる事により、京都府より「緑の交付金」が最高限度20万円まで支給されます。又、金融機関等においても住宅ローンの貸出金利優遇を受ける事が出来ます。

適用条件は、新築又は増改築につき5立米以上の府内産木材を使用する住宅。認証木材の普及啓発に協力出来る住宅。となっています。
交付金額は、認証木材の使用1立米当たり、1万円。交付限度額20万円。です。
(標準的な新築住宅では、大体20〜30立米の構造用材木を使います。)


参考サイト
http://www.kcfca.or.jp/wood/index.html
※緑の事務所リストにはまだ掲載されていませんが近日掲載になります。

by acehatano | 2007-10-26 13:02 | 建築
2007年 10月 17日
広沢HOUSEリフォーム現場 2
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屋根の断熱と天井の仕上げが完了しました。(写真は先週のものなので、現在はもっと進んでいますが。)
小屋組の間を縫って天井を貼るのは、予想以上に難しく、微妙に曲がった既存部材に合わせて仕上げなくてはなりません。完成すると簡単に作ったように見えますが、まさに大工さんの職人技です。そのおかげで、ロフトの天井高が高くなり、快適度がアップしました。又、見た目も綺麗です。

by acehatano | 2007-10-17 23:34 | 建築
2007年 10月 13日
一級建築士試験
今年も一級建築士試験の二次試験(設計製図)が、明日行われます。

毎年この時期になると、私も受験生だったころを思い出します。会社への通勤電車の中や、深夜にようやく帰宅した後に、眠いのを必死にこらえながら問題を解き、製図してました。この製図というのが思った以上に大変で、大抵の人は製図を完了した直後は完全に消耗し切って、魂が抜けたような状態になります(本当です)。試験とは知識を問うもののはずなのですが、私の記憶の中では仕事と試験勉強の両立は、体力と根性の勝負だったのではないか?という気がしています。

試験の難易度は年々上昇し、十数年前の問題文と比べると密度も非常に高くなっています。又、某建築士の事件による問題への影響も感じられ、今後は試験方法自体の変更も検討されているようです。二次試験の合格率も十数年前までは約50%だったのが、最近は30%程度まで下がりました。その対策として、受験生はより多くの試験勉強をしなくてはならなくなり、ますます大変です。今年受験する人は今日は早く寝て、逆境に負けないように明日は5時間半、精一杯頑張って欲しいと思います。そして良い年末を迎えて欲しいと思います。

by acehatano | 2007-10-13 18:23 | 建築
2007年 10月 11日
焼き栗ごはん
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先週丹波篠山市へ行き、丹波栗を入手しました。
一度は普通に栗ごはんにしてみたのですが、栗を焼いてから炊いた方が美味しいとの情報が入ったので、早速やってみることにしました。

ガスコンロの上に網を置き、栗(250グラム)に切れ目を入れてから直火であぶります。弱火で黒こげにならない程度に焦げ目を付けたら引き上げます。適度に焼けると、薄皮がめくれやすくて良いのですが、焼き栗の達人でないと完璧にするのは難しいと思います。
米1合半に対して、酒大さじ1、塩小さじ1の割合。水は普通のご飯と同じ分量。
焼き栗を投入して、昆布一切れを載せて炊けば出来上がりです。

普通の栗ごはんに対して、やや甘みと香ばしさが増したような感じでした。簡単で美味しいのでお勧めです。是非挑戦してみて下さい。

by acehatano | 2007-10-11 02:16 | 料理