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2007年 03月 29日
狂言「土筆(つくづくし)」
先日、京都芸術文化会館にて狂言ワークショップの最終日に「土筆(つくづくし)」の発表会がありました。
応(アド)は大蔵流狂言師の網谷正美先生、仕手(シテ)は私が勤めさせてもらいました。前日に知ったのですが、狂言の舞台ではメガネやアクセサリー類は厳禁で、全て外して演じなくてはなりません。という訳で、ほとんど観客の顔を識別出来ないので、あまり緊張せずに演じる事ができました。

しかし、舞台など小学生の学芸会以来。スポーツでは、剣道、体操、モトクロスなど観客の前に立つ事はあったのですが、今回はやや勝手が違います。どういう気分で臨めば良いのやら迷っていた所、ワークショップ仲間から色々なアドバイスが・・。一つは「無理に笑いを取りに行くと滑った時に焦るから、無理をしない。とにかく自分の世界に没頭する事、その結果笑いを取れれば良しとする。」という高田君。そして「シテはとにかくハイテンションで演じないと駄目。台本上アドはシテよりもテンションを上げられないように出来ているから。」という中島君。あと「声をわざと小さくして変化を付けようとせず、大きな声で演じるように。」という網谷先生。

結果、私の作戦はとにかく全力で演じる事。気分として一番近いのは剣道のぶつかり稽古。やはりそれはスポーツと同じではないのか??と思いながらも、終わってみれば先生の抜群の間合いと、全力でやった甲斐あって少し笑いも取れたようでした。

発表会後の打ち上げで、「狂言役者は、一般的な喜劇の演出と違って笑わせようという意図を持って演じてはいない。声や台詞の力によって、真面目に演じる事が結果として面白さを生み出すのです。」と網谷先生が言われていたのが印象的でした。という事は、私の作戦はあながち間違ってはいなかったのでしょうか?いや、多分もっとハイレベルな話なのだと思いますが、古典芸能の奥深さを少し知る事が出来た楽しい1ヶ月でした。

by acehatano | 2007-03-29 03:33 | 狂言
2007年 03月 25日
O-Cha Cafe 竣工写真
O-Cha Cafeの竣工写真撮影が行われました。
当日の天気予報は夕方から雨、中止かと思っていたのですが、運良く朝は晴れて夜景の撮影に入るまで雨は降りませんでした。しかし、当日はとても寒く外の撮影はかなり辛かったです。一方、室内の撮影は快適な内部空間で、撮影中に木村店長に入れて頂いたエスプレッソが抜群に美味しかったです。

なるほど、寒い日にカフェの存在はありがたいものだな・・・・と改めて認識しました。

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O-Cha Cafe
京都市中京区東洞院通四条上る阪東屋町657-5(京都大丸東洞院入口北隣)
午前11時〜午後8時まで営業
無休(年末年始を除く)
075-241-4575
HP:http://www.o-chacafe.com/

設計:mega + A.C.E. 波多野一級建築士事務所

by acehatano | 2007-03-25 08:33 | 作品
2007年 03月 15日
千本格子(町家・福田本店)
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町家・福田本店の千本格子の取付が完了しました。
全長7mもあるので、格子の材は何と110本も必要でした。

千本格子は京町家の典型的な意匠です。しかし、今回使用した材はウエスタンレッドシダーという外材です。格子はわずかな反りや割れでも目立つので、材の目が通って曲がりの心配が少ないことと、良く乾燥していること、材積が大きいのでコストが手頃であることが重要です。二条銘木さんが条件に合う良い材料を在庫していたので採用する事にしました。又、塗装はドイツの自然塗料オスモカラーです。

今回は、デザイン、素材、仕上げを含めて和と洋、伝統的なものと現代的なものを同一平面上に並べて、設計の過程で取捨選択し進めてゆく事を考えています。それぞれどちらが良い、悪いということでは無く、敷地の環境に合っていることや建物の機能に合っている事を第一としています。その結果、京町家という伝統的なカテゴリーとして認識されるのか、されないのか。私にも実はまだ分からないことでもあり、楽しみなことでもあります。

by acehatano | 2007-03-15 23:12 | 建築
2007年 03月 09日
狂言
京都府立芸術文化会館で「狂言」の古典芸能ワークショップに参加しています。
伝統芸能が身近なのは京都ならではの利点ですし、一度習っておきたかったという事と、建築士としては、舞台を作る側ー使う側(演じる側ー見る側)の両方を経験しておくのも重要なことだと思ったからです。

全部で10日間のワークショップですが、昨日で4日が終了しました。実際に狂言を演じてみるのですが、見ているのとは違って、基本の姿勢や動作は思ったよりも筋力が必要で、特に脚部に負担がかかります。台詞も古語なので、毎日ICレコーダーで台詞を聞いて暗記しています。

舞台は「土筆(つくづくし)」で、仕手と応の2人一組で行います。しかし、私の相方予定の方が腰痛によりワークショップをリタイヤされたので(早く良くなって下さいね)、何と私の相方は講座担当講師の大蔵流・狂言師の網谷正美先生になりました。

初挑戦で、こんな贅沢な事はありません。これはかなりの幸運と言えます。・・・しかし、これで忙しいのを理由に手を抜く事が出来なくなりました。こうなったからには、必死で覚えるしかありません。

by acehatano | 2007-03-09 10:42 | 狂言
2007年 03月 03日
O-Cha Cafe オープン情報
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3月3日、午前11時〜
O-Cha Cafeいよいよオープンします。
住所は、京都市中京区東洞院通四条上る阪東屋町657-5(京都大丸東洞院入口北隣)

地図←クリック

目印は下のフラッグです。

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4日以降は
午前11時〜午後8時まで営業
無休(年末年始を除く)
075-241-4575

by acehatano | 2007-03-03 00:32 | 建築