カテゴリ:作品( 23 )

2017年 05月 09日
ペチャクチャナイト京都 <PechaKucha Night Kyoto Vol. 25 >
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ペチャクチャナイト京都にスピーカーとして参加します。


ペチャクチャナイトは、2003年に東京の若手のデザイナーたちが自身の作品を発表する為のイベントとして始まり、スライド20枚 x 20秒という決まりの中でプレゼンテーションを行います。
今では世界中にある900以上の都市に広まっているイベントです。


今回のテーマは「ものづくり」です。
9人のスピーカーが参加しますが、そのうちの一人としてこれまでの作品を「風景をつくる建築」という題でお話させて頂こうと思っています。

ご興味のあるかたはぜひお越し下さい!

詳しくはこちらまで。
PechaKucha Night Kyoto
http://www.pechakucha.org/cities/kyoto
https://m.facebook.com/pknKyoto/


日時 2017年5月20日 19:30 - 22:00
場所 MTRL KYOTO   → web site
   (〒600-8119 京都市下京区本塩竈町554 )

by acehatano | 2017-05-09 18:09 | 作品
2017年 04月 28日
雑誌掲載のお知らせ


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Dari K 本店 」 が商店建築 2017年5月号に掲載されました。
 特別企画 / クラフトを軸にしてつくり出すニューウェーブ・チョコレートショップ

by acehatano | 2017-04-28 21:33 | 作品
2017年 02月 05日
Dari K(ダリケー)本店
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Dari Kはインドネシアでカカオ豆の栽培から収穫後の発酵、乾燥まで深く関わり、京都でチョコレートを製造販売するというユニークなBean to Barのチョコレートショップです。
(※Bean to Bar=カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がけること)

ショップをデザインする前に、オーナーの吉野慶一氏やスタッフの方々から企業の理念、目標、活動、店舗でのオペレーション等について多くのヒアリングを行い、実際にインドネシアのスラウェシ島にあるカカオ農園や現地法人の視察に行き、企業として何を大切にして活動しているのかを知ることからプロジェクトがスタートしました。ヒアリングする中で、空間化が可能と思われる重要事項を整理した結果、以下の3つのコンセプトに沿ってデザインすることとしました。

・カカオ豆からチョコレートが作られる製造工程を見学出来ること。製品としてのチョコレートが出来るまでの過程をインドネシアの農園にまで遡って紹介出来る店舗であること。

・自然由来の素材には着色をせず、シンプルな形状や色彩を用いることによってチョコレートを引き立てる空間を目指す。店舗のデザインは背景であり、商品としてのチョコレートそのものや顧客が主役であるという考えに基づく。

・新商品や、新たなアイデアと活動が店舗のディスプレイに素早く反映されるように大型のショーケースと横長の展示棚や展示台を設置する。
常にフレッシュな店舗のイメージがキープ出来るように、様々なサイズや形状の商品の並べ替えが簡単に出来るようにする。

その他、インドネシアと日本の両国で活動する企業であることから、内装にはインドネシア産の木材やカカオ豆を練り込んだ漆喰壁、土壁などを用いました。漆喰壁は城や民家、蔵などに用いられる日本の伝統的な左官材料です。又、定番商品であるカカオリカー(日本酒)のボトルが良い形だと感じたので、少々手を加えて、木製(チーク材、ウォルナット材)の栓を製作し、天井から吊すインテリアエレメントとして用いました。
単にチョコレートを買い求めるだけの空間では無く、チョコレートやカカオ豆とその産地であるインドネシアについて興味を持って訪れてもらえるような「チョコレートミュージアム」としての店舗づくりを目指しました。


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カカオパウダー入りの漆喰壁


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ガラス張りの厨房

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カカオリカーのボトルを用いたインテリアエレメント

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カカオ豆を練り込んだ土壁パネル

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設計 :A.C.E.波多野一級建築士事務所
施工 :株式会社 高橋工務店
家具 :坂田卓也製作所
左官 :株式会社 丸浩工業
写真 :沼田俊之



お店についてはDari K のHPをどうぞ。

京都市北区紫竹西高縄町72-2(新大宮商店街内。大宮通今宮より二筋北です。)

by acehatano | 2017-02-05 23:08 | 作品
2016年 04月 07日
京町家のリフォームについて ♯03


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前回の記事から、あっという間に一年が経過してしまいました。
既にリフォームも完成しており、完結編になっています。
(調査編はいずれまた改めて書きたいと思います。)

明治時代後期、築117年の京町家のリフォームです。
最初に今回の計画について要点を端的に書き出します。

1.懐古趣味的な、オリジナルの町家が好きな人の為のリフォーム計画では無く、現代的な生活の為のリフォームであること。

2.現代の一般的な住宅の性能を満たしていること。単純に言うとそれは、断熱性能(省エネ)と耐震性能(安心)である。

3.京都市の長屋型町家が抱える問題について取り組んだこと。

懐古趣味とは、古いものや伝統的な手法により作られたものを好むことを言いますが、それを否定している訳ではありません。好みは人それぞれであって良いと思っています。伝統的な住宅(町家)の改修について、多くのバリエーションが存在することは好ましいことです。



※以下、長文になりますがもし宜しければ読んで下さい。

京都に住んでいると1200年以上の歴史がある都市ゆえに、当たり前のように古い建物や伝統的な文化に触れる機会が多くあります。
その良さは、この都市に住むことで自然と感じ取れるようになります。伝統的な様式を好む人が多く存在することで伝統的な文化や都市景観の保存が促進されることも大切なことです。

しかし、117年の年月を封じ込めたこの町家の持つ形式は当時の生活様式や社会的背景とは異なるため、一部の市民にとっては賞賛されるだけのものではありません。(例えば、断熱性能がほとんど無く冬寒くて隙間風が多いことや、インテリアエレメントや家具が合わないことなど。)
よって、今回は伝統的な町家の良さを理解しながら、クライアント個人の持つ現代的生活像とのギャップを解消することが計画の目標になりました。

デザインや外観の問題を除外すれば、極めて荒く言うならばそれは、断熱性能と耐震性能の問題だと考えています。冬暖かく、夏は涼しく、安心して暮らせる住まいを求めると必要な性能です。通風に関しては、町家は優れた形式を持っています。
法的制限と、予算による制限の中で、外皮を可能な限り断熱することを考えました。伝統的な建築の壁は土壁であることが多く、壁の中に断熱材を封入することが不可能な為、外壁の外面か内面に断熱材を付加するかたちで断熱を行います。しかし、密集市街地の町家の輪郭は多くの場合、敷地境界と一致していることが多く、現状より輪郭を大きくすることが出来ません。今回もそのケースに当たるため、内側に断熱材を付加する方法を採用しました。


耐震補強については、地震力に対して柔軟性のある構造体(軸組)と柔軟性のある土壁(耐力壁)の組み合わせによって抵抗する伝統木造工法に最も合った補強計画を、構造専門一級建築士の枡田洋子氏に計画の初期段階から入ってもらって考えました。
近年の木造の研究結果から、現代の木造(剛)と、伝統工法による木造(柔)の耐震に対する考え方は異なっていると言われており、それぞれに適した補強方法があります。現時点ではどちらが優れているということは無く、特にリフォームについては、それぞれ現状を見極めた計画が最も大切です。既存の構造体がそもそも弱い、ということをしっかり自覚して、少なくとも既存より強度が落ちるような計画をしないことも古い建物に手を加えるときは重要なポイントです。

もう一点、本計画建物は長屋型京町家と言って、3軒の町家がそれぞれの境界壁を共有している形式であり、構造としては3軒で1棟の建築物です。3軒とも所有者が異なり、3人のうち1人の住人が構造補強をしたいと考えても、構造体の1/3にしか手を加えることが出来ないのが現実です。
つまり、構造のリフォームを行っても1/3の補強強度しか発揮できずに終わるのです。3世帯の住人が同意の上、同時に構造のリフォームを行えば十分な補強が可能ですが、各世帯の事情を考えると、ほとんど不可能に近い話になります。
こういう長屋形式の京町家が京都市内には10000軒以上存在します。その数は京町家全体の約1/4を占め、耐震補強が進まない原因の1つにもなっていると言えます。

そこで、その打開策として考えたのが3棟を同時に現況の構造調査を行い、将来いつかするであろう構造補強計画を3棟同時に検討することでした。
現時点では1/3のリフォームでしか無くても、将来的にどの部分を補強すれば長屋全体の強度が増すのかが分かっていれば、少なくとも可能性は開けると考えました。
幸い、この建物の他の2軒にお住まいの方にご協力して頂き、計画することができました。


また、この計画を元にして今後長年にわたって住み継いでもらうことが出来れば、個人的要望から始まったリフォーム計画が、いずれ町並みの形成にとって役立つのではないかと考えました。

以上の基礎的な考察の上で、目指したのは町家本来の構造を大切にしつつ、現代的な生活にフィットする住まいに改修することです。




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建築設計:波多野一級建築士事務所

構造補強計画:桃李舎

建築施工:高橋工務店

写真撮影:沼田俊之

by acehatano | 2016-04-07 16:37 | 作品
2015年 01月 23日
OAK FRAME MIRROR

幅:800㎜×高さ:1800㎜ 大型の姿見です。

玄関に設置する姿見をデザインして欲しいというご依頼を頂きました。お出かけする時に、靴までしっかりと身だしなみをチェック出来る大きさで、枠は細くてシャープなイメージ、それを木製で。というご要望でした。

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軽やかなデザインで、空間に違和感無く溶け込み、部屋を広く見せる効果もあります。また目の揃ったオーク材の枠は上品なあたたかみがあります。


(加工について)

枠を細く仕上げる為には、強度の限界まで枠を細くすれば良いのですが、細くし過ぎると木枠の強度が足りなくなります。そこで、前から見ると細く見えるように加工して、背後に丈夫なフレームを仕込みます。さらに、今回は鏡のサイズが特に大きくて重量があることから枠をしっかり組み付ける為に接合部分も十分な強度の出る接合方法を採用しています。木工用語では「隠し5枚留め接ぎ」と言います。細さと耐久性の良いバランスを探ってみました。見た目はシンプルですが、見えないところにもこだわっています。さらに鏡を綺麗に見せる為の細かい工夫もしてあります。

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他には、将来鏡を別の場所に移動するかもしれないという可能性を考えて、木製のフックを製作し、そこに鏡の背面を引っ掛けるようにして設置しました。これは、シェーカー家具や建築家/ルイス・カーンの家具(ユニタリアン教会)などで使われていた手法を応用したもので、とても安定感があります。そして、移動も大人が2人いれば簡単に出来ます。設置位置も現地でしっかり見極めてから設置したので、きっと当分は動かさないものと思いますが、寝室などに移動して設置することも可能です。


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設計オーダーをご希望の方はメールを頂けると対応可能です。
ご希望のサイズ、素材、仕上にて製作致します。

thatano@kyoto.email.ne.jp

まで。お待ちしております。
(但し一品生産でハンドメイドになりますので、完成まで時間は少々かかりますのでご了承下さい。)



デザイン・製作:波多野一級建築士事務所 + 坂田卓也製作所

材:オーク

仕上;オイル仕上



by acehatano | 2015-01-23 22:21 | 作品
2015年 01月 20日
右京の家

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「庭と家具について考えた家」


住宅は敷地があってのものです。敷地の周辺環境を注意深く読み取って建物に光を取り入れること、風を通すこと、緑を植えること。これは建物の設計でもあるのですが、庭についての設計でもあります。


庭によって近隣住宅との距離を適度にとることでお互いの関係を良いものにし、十分なプライバシーの確保された室内空間をつくります。

又、自然環境の良い方角に向けて家を開放することや、良好な眺望などを庭を通して家に取り入れることも可能です。


建物本体を機能的に計画することも大切ですが、こういった敷地を生かす庭の計画は、安心して、落ち着いて暮らす為にはとても大切なものです。


また、部屋や各スペースには、それぞれに合った良い家具というものが大切になってきます。家具は、直接手や体に触れる部分でもあり、居心地の良さをダイレクトに感じる要素でもあります。そういう理由から、家具は素材や仕上を選んで、空間と一体的に設計しています。


建物本体だけでは無くて、敷地の周辺環境から外部空間としての庭、内部空間、そして家具までを連続的に考えて設計し、それらが生活の楽しみを支える。そういうことを考えた住宅です。



建築設計:波多野一級建築士事務所 + moda architects

構造設計:造形工学研究所 福永毅

建築施工:株式会社高橋工務店

造園:田中美穂植物店 + 庭彩宮の + オマメプランツ

家具:波多野一級建築士事務所、坂田卓也製作所(ダイニングテーブル・ベンチ)、村上椅子(ソファクッション)


竣工写真:沼田俊之







by acehatano | 2015-01-20 00:12 | 作品
2014年 09月 25日
丹波橋の家
電車の線路に隣接し、かつ旗竿敷地という比較的厳しい条件に建つ住宅です。

電車の騒音や、周囲の家屋からの視線を建物の配置、窓の大きさと高さの工夫によって防御しました。簡単に言うと、騒音の来る方向の壁面は窓の少ないプレーンな面、つまり防音壁として幅広く立ち上げ、反対側に比較的静かな囲われた庭を設けてそちらにメインの大きな窓を一つ設けるというシンプルな方法にて対処しました。

救いだったのは、日当たりは良好で敷地面積に余裕があり、光や風の通り道を考慮することが出来、全体的に窓を小さくした割には明るく、風通しの良い空間に出来たことです。また、電車も極低速になる線路位置だったこともあって、実際屋内ではほとんど電車の音は気になりません。

空間的には、クライアントが友人を沢山招いて楽しめるように、気積の大きな伸びやかなスペースをメインに配置し、春秋には庭にも出て外部と一体的に使えるようにしました。庭にはジューンベリーを植えて新緑、紅葉、花、果実の採取も楽しむことが出来ます。

線路敷の隣で、奥まった敷地にあるという悪条件の住宅も、実際行ってみると豊かな空間があって居心地が良い。という意外性が出せればこのプロジェクトは成功ではないかと思っています。



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建築設計 波多野一級建築士事務所
構造設計 造形工学研究所 福永 毅
家具設計 坂田卓也製作所
建築施工 フォレストウッド
写真撮影 沼田 俊之

by acehatano | 2014-09-25 23:49 | 作品
2013年 10月 02日
待兼山の家 記事掲載のお知らせ
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建築士会の「京都だより」バックナンバー5月号に「待兼山の家」のPDF記事が掲載されました。

閑静な住宅街に建つ住宅です。
敷地の約半分を庭として、その庭と大阪市内が一望出来るデッキテラスを外部階段により繋ぎ、屋外と屋内を回遊出来る構成としました。又、素材は時間の経過と共に良い具合に変化してゆく素材である、無垢の杉、栗、松、そして漆喰、深草土、かつら石などを主に用いています。

京都府建築士会 バックナンバーPDF
http://www.kyotofu-kenchikushikai.jp/images/kyotodayori/pdf/2013/1305_sakuhin.pdf


建築設計:波多野一級建築士事務所
構造設計:福永毅
建築施工:株式会社上原工務店
写真撮影:沼田俊之

by acehatano | 2013-10-02 09:53 | 作品
2013年 05月 11日
下鴨の家
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京都市内の下鴨にある住宅街にて、都市型の住宅を設計しました。

1階は通り庭としての土間、2階を主階(LDK)として大型バルコニーとトップライトを設置、ロフトは曲面の天井と2階LDKの見下ろし、屋上テラスは大文字山と比叡山を望めるスペースがあり、各階にそれぞれの楽しみを設けた設計になっています。

お仕事や、都市部での慌ただしい日々の暮らしの中で、この住宅は完全なプライバシーを確保し、季節の移り変わりを感じながら静かな時間を過ごせることを大切にしました。また、季候の良い時は大きなテラスに出て太陽の光をいっぱいに浴びながら空の色の移ろいを眺めることが出来ます。

それぞれが、密集した周辺環境に対応した都市型住宅である為に必要とされたエレメントの集積なのですが、市街地での生活をより「楽しめるもの」へと昇華させていくことを目指しました。

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建築設計:A.C.E.波多野一級建築士事務所
構造設計:福永 毅
設計協力:田中郁恵設計室
施工:サクジ工務店
家具製作:坂田卓也製作所
建築撮影:沼田 俊之

by acehatano | 2013-05-11 14:06 | 作品
2013年 04月 27日
アーム チェア (HS02)
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書斎用の椅子をデザインしました。

シンプルで、自然素材を用いた住宅の書斎空間にフィットする。そんな椅子が欲しいというご要望を頂きました。休日に読書をしたり、音楽を聴いたり、パソコンをしたり、趣味を楽しむ為の椅子です。

書斎用の椅子というと、一番に思い浮かぶのがリクライニング機能の付いたメカニカルな事務用の椅子です。アジャスト機能が充実していて機能性は非常に高いのですが、何だか機械的で仕事の続きを家に持ち込むようで気持ちが安らぎません。そういったご意見もありました。

そこで、シンプルな構造で木の暖かな素材感を生かした、住宅の空間にも似合う椅子をデザインしてみました。特徴としては

・ゆったり座れる幅広の寸法
・低めの座面
・大きな肘掛け
・4本の垂直な丸足
・曲げ木による3次曲面の背板
・ペーパーコードの座面
・安定した丈夫な構造

です。特に大きな幅広の肘掛けは125ミリの幅があり、コーヒーカップも置くことが出来、文庫本も置けてしまう余裕のある広さ。この水平に広がる大きな面が、休日のゆったりした気分を現しています。ここで、心地よい静かな休日のひとときを過ごして頂きたいと思っています。

なお、設計製作にあたっては、基本デザインを私(A.C.E.波多野一級建築士事務所)が担当し、詳細デザインと製作は家具作家である坂田卓也氏にお願いしました。確かなもの作りを追求されている坂田氏は非常に質の高い家具をデザイン製作されています。また、デザインのソースは北欧家具の巨匠であるボーエ・モーエンセンのスパニッシュチェアより得ています。


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写真撮影:沼田俊之・波多野崇

by acehatano | 2013-04-27 20:00 | 作品